サブスクサービスが多い現在、旅についてもサブスクが流行ってきているのをご存知でしょうか?
旅のサブスクとは、つまり、定額で全国の拠点が泊まり放題になるものです。
利用することで、旅をもっと身近に、住まいとは異なる新たな拠り所を発見したり、現地での交流を楽しめたりすることが期待できます。
この記事では、旅のサブスクの特徴と、おすすめサービスをご紹介していきます。
旅のサブスクとは?
旅のサブスクとは、他のサブスクリプションサービスと同様に、『毎月定額を払うことによって、全国の拠点に旅をすることができるサービス』です。
近頃、「アドレスホッパー」と呼ばれる、全国のホテルを移動しながら仕事をして暮らす人が増えていたり、
在宅勤務が進むことによって、都心や、勤務地の近くに住む必要性が少なくなってきたことによって、移住や二拠点生活をする人が増えてきています。
そんなニーズにマッチするように生まれているのが、この「旅のサブスク」です。
旅のサブスクにある3つの特徴
旅のサブスクといっても、各サービスにより特徴が異なります。
大きく、3つの特徴があります。
- 旅型
- プチ移住型
- 別荘型
旅のスタイルや目的も変わってくるので、自分たちに合うスタイルを見つける必要があります。
それでは、各サービスの特徴や、どんな人が向いているかを見ていきます。
旅型
定額で、提携している宿に泊まることができるサービスです。
提携されている先は、ホテル、ホステルなど様々ありますが、ドミトリータイプも多いです。
滞在は、1日から、連泊も可能なので、自分たちの旅のスタイルに合わせて行動を手軽にすることができます。
どんな人が向いているか
- 旅するようにさまざまな拠点を渡り歩きながら働きたいノマドワーカー
- いつでも気軽に国内旅行や海外旅行する大の旅好き
- 家を手放してホステル暮らしや長期旅行者したい人
メリット
- 安い費用で、いろんな旅先に出かけることができる
- リフレッシュしたり、気分を変えて仕事をすることができる
デメリット
- ドミトリー(相部屋)タイプが多い
- 子連れ旅行には条件があるケースも少なくない
プチ移住型
主に地方の物件に比較的長期に滞在し、住うように生活するスタイルです。
将来的な移住を視野に入れる上で提供されているサービスや、都心から離れて一定期間住みたいといった方に人気です。
どんな人が向いているか
- 忙しい生活の中に、変化を起こして生活の質を高めたい会社員
- 自然豊かな環境と地域の良さを感じながら生活したいシニア
- 移住を検討していて、実際に現地で下見をしながら生活したい家族
メリット
- 実際に住むように生活ができるので、移住を検討している場合には最適
- 一棟貸しや個室で滞在できるところが多く、プライベート空間で過ごせる
デメリット
- 長期滞在を視野に入れると、時期によっては子連れには厳しい(学校問題)
- 週末だけ利用したい場合は、too muchなサービスになりがち
別荘型
サービス元が保持している建物(別荘)を借りられるサービスです。
企業が中間となって、複数人/家族で、別荘をシェアすることができます。
二拠点生活を行う上で、自分たちで別宅を購入するより、手軽に始めることができます。
どんな人が向いているか
- 自然豊かな環境に触れ合い、いつもと異なる体験をしたい家族
- 自宅以外に、第二の帰る場所を持ちたい人
- 週末に地方でスローライフをおくりたい家族
メリット
- 自然豊かな地にあるため、普段都心で生活している人にとっては、時折訪れてリフレッシュして帰ることができる
- 自分たちで別荘を購入するには、金額面、設備の維持など負担が大きくなりがちだが、サブスクでは手軽に別荘生活を手に入れることができる
デメリット
- 提供されている建物の中から選ぶため、いろんな場所に訪れたい人には物足りない
- サービス元の会社が建物を管理しているので、拠点数はこれからに期待したい
おすすめ3サービスのご紹介
では、上記で紹介した3パターンの中から各おすすめのサービスをご紹介します。
旅型
HafH(ハフ)
引用元:HafH
国内だけでなく海外にも多くの拠点を持つ強みを活かして、あなたらしいライフスタイルを見つけることをサポートする進化型多拠点居住サブスクサービスです。
HafH(ハフ)は,「Home away from Home=第2のふるさと」の頭のアルファベットをとったもの。
プランに応じて、独自のHafHコインを付与して、サービスのアップデートを行うことができます。
例)「HafH Fukuoka THE LIFE」では、ドミトリータイプの場合はHafHコインなく利用できるが、個室利用の場合は1泊100コインが必要。
プラン | 金額(月) | 泊数制限 | コイン付与 |
New スタンダード | 初月 ¥8,820
2ヶ月目以降 ¥9,800 |
なし | 300コイン |
※旧プランから新しく変わりました。
主な宿泊施設:ホテル、ゲストハウス、シェアハウス、古民家、ブティックホテル
宿泊拠点:世界36の国と地域、569都市、1017拠点に宿泊先を用意(2023年1月時点)
なお、獲得したHafHコインに有効期限はありません。
毎月使い切る人もいれば、少しずつ貯めて年に数回ラグジュアリーなホテルステイを楽しむ人もいます。
Newスタンダードプランの方は、コインを追加購入することもできるようになりました。
※旧プランではできなかったので、より使いやすくなりました。
一方、特に、コインが少ない場合、ドミトリーが多いので、子連れでも可能かは、各施設に問い合わせるように言われています。
プチ移住型
ADDress
引用元:ADDress
日本各地のリノベーションされた民泊施設や古民家に定額で住めるサブスクサービスです。
日本全国に50カ所以上の宿泊先を用意し、都市部からでも行きやすい自然や歴史豊かな地方に注力して展開し、
各物件には地域に住む個性溢れる管理人がいて、訪れる人に宿泊先を案内するだけでなく、地域との交流やユニークなローカル体験、旅行先で訪れて欲しい地元ならではのお店や地元情報を提供しています。
プラン | 金額(月) | 同時に予約保持できる日数 | 最低契約期間 |
おためしプラン | ¥55,000 | 14日分 | 30日 |
きほんのプラン | ¥44,000 | 14日分 | 90日 |
たっぷりプラン | ¥88,000 | 31日分 | 90日 |
主な宿泊施設:リノベーションされた民泊施設、元民宿、古民家など
宿泊拠点:日本全国47都道府県・210カ所以上の宿泊先を用意(2023年1月時点)
家具家電完備
同伴利用制度が5名まで無料
利用日数泊数制限はどのプランも無制限ですが、同時に予約できる日数が異なるため、おためし/キホンプランの場合、まずは2週間宿泊し、リセットされてから再度予約を取ることができます。
また、ADDressの家には、家の管理や会員の暮らしのサポートをしながら地域の方・会員同士の交流の架け橋となる「家守」がいます。
長期滞在をサポートする仕組みが整っているので、プチ移住を体験したい、今後移住を検討したい方には最適なサービスです。
別荘型
SANU 2nd Home(サヌセカンドホーム)
引用元:SANU 2nd Home
自然の中で生活を営むための、もう一つの家を提供するサブスクです。
おしゃれなセカンドハウスで、のんびりとした時間を過ごすことができます。
プラン | 金額(月) | 宿泊費 | 最低契約期間 |
STANDARD PLAN | ¥55,000 |
月-木 : FREE ※ピークシーズンを除く
金〜日、祝日、祝前日:一泊一部屋 ¥5,500 (税込)〜
+ 一滞在あたり 清掃料金 ¥3,300 (税込) |
3ヶ月 |
※ピークシーズンにかかる料金は撤廃されました。
主な宿泊施設:各地のSANU 2nd Home
宿泊拠点:白樺湖、八ヶ岳、山中湖、北軽井沢、河口湖、一宮、伊豆高原の宿泊先を用意(2023年1月時点)
都⼼から約1時間半〜3時間で到着する自然豊かなロケーションの数々。いつでも好きな拠点を選択し、滞在することができます。 7拠点 50キャビンが稼働中。
どの滞在先も、とてもおしゃれと評判です。
ただし、とても人気があり、現在5,700人もの登録待ちになっています。(2023年1月時点)
現時点では関東圏に多いので、特に都心暮らしをしている方が、リフレッシュしたり、二拠点生活をするのにおすすめです。
今だけ限定!招待コードで10,000円お得に!(2023年5月21日23:59まで)
今、SANU 2nd Homeではお得なキャンペーンが開催されています。
招待コードを用いると初月の月額が10,000円安くなるのでおすすめです!
2023年5月21日23:59までの期間限定キャンペーンです。
私からも紹介できるので、以下からメールアドレスを登録いただけると、専用URLをお送りします。
自動返信メールにて、紹介URLを1分以内にお送りします。
もし、届いていないようであれば、迷惑フォルダなどもご確認ください。
どのサービスが合っているか決めるポイント
旅のサブスクといっても、他にも様々なプランがあるため、どれがいいかは人ぞれぞれ。
決めるポイントとして
- 重視するもの:旅なのか、長期滞在なのか
- 一緒に行く人:一人なのか、家族なのか、子供はいるのか
- コスト:サブスクは使わないと損!きちんと計画的に使えるのか、その上でコストは問題ないか
我が家の場合、子供がいるので子連れで行けるところが必須。
かつ、長期滞在になると保育園や学校問題が出てきます。それらをクリアした上で、どの条件であれば問題なく楽しめるのか、が重要になってきます。
まとめ
サブスクは近年非常にサービスが拡大されていく中で、旅においてもより身軽に、身近に楽しめる一つの手法となってきました。
誰といくか、どこにいるか、何をしたいか、日々の仕事や生活とのバランスの中で、自分たちにあったサービスを楽しみたいですね。